ようこそ、おこしやす、修学院 式と申します。
今の京、昔の京、思いつくままに書き散らかしてます。どうぞ、ごゆるりと。
 
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2008.06.30 Monday
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子子子子子子子子子子子子?
小野篁ゆうおひとは、わたしももひとつピンときぃしまへんのやけど、昼は宮中、夜は閻魔王庁にお仕えしてたてゆわれてます。「六道珍皇寺」の裏にある井戸を通って冥界へ通い、いまはもうあらしません上嵯峨の福生寺の「7つの井戸」から還ってきたはったそうです。

才知あふれるおひとやったみたいで、いろいろな逸話のあらはるおひとです。たとえば嵯峨天皇との丁々発止に、「子子子子子子子子子子子子」はなんと読むかと問われ、正解を即答しやはって帝をお喜あそさばせ、篁はんにかけられてた嫌疑をはらさはったそうです。みなさん、わからはります?

そんな優秀な篁はん、異母妹との恋仲話もありました。そう思て先日のお歌を読みますと、しみじみとしたもんがありますけど、もひとつ井戸の調子がようなかったんかもしれまへんなぁ。

いまいまは、ご先祖さんて意識はのうなってきてますけど、たとえば京都に多い商家ですと、代々当主を中心に、ひとつ屋根に暮らしてきました。おなごはんは嫁いで子をなし、あるいは家に留まって婿をむかえ、子宝に恵まれへなんだお家は養子をいただいたり、世の変節に流されながらも、ひとびとは暖簾をまもって綿々とこの狭い町で生き、そして亡くなってきやはったんです。

小さいお子もやがて大きなって、祝言を挙げ、次代をもうけ、やがて孫やひ孫の顔を見て、お山のむこうに旅だって行かはる。わたしも人生の半場を過ぎて、この流れにおさまっていくんを感じるときもあります。不思議なもんで、そうゆう心持ちになりますと、あの世のことも、おどろおどろしいもんやのうて、妙に心安うおもえてきます。

あの世とこの世を繋がはるお役目の小野篁はん、わたしらにとっては優しい面影が想像されます。「六道まいり」は怖いもんやあらしまへん。

今日はどこぞから「迎えの鐘」が聞こえてきます。

京都のお盆について、毎日放送さんのサイトでも紹介させてもろてます。おてすきの折にどうぞご見聞しとおくれやす。
2006.08.10 Thursday
| 京都らしさ | comments(6) | trackbacks(0) |
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2008.06.30 Monday
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この記事に関するコメント
ん〜 十二支・じゅうにし・・・

はずれてもまだあちらの世界には連れて行かないでね 小野篁様。
| シンタ・シーコ |
十二支! あ、シンタ・シーコさんと同じだ…
京都のお盆、興味あります。
| KayoPe |
>「子子子子子子子子子子子子」
ググッてみちゃいました!
「猫の仔子猫、獅子の仔子獅子」(ねこのここねこ、ししのここじし)
こんな答えが出てくる、小野篁様って本当にすごい方ですよね〜。
しかも、美男子でプレイボーイだったとか・・・
会ってみたいです〜!(笑)
| ルナ |
>シンタ・シーコ様
>KayoPe様
>ルナ様
ようこそ、おこしやす。

十二支は気ぃつきまへなんだ。鋭いですなぁ。正解はねこのここねこ..となんやようわかれへん、おまじないみたいな文言です。篁はん今は西陣の片隅であの紫式部はんとお隣同士で眠ったはります。どんなご縁でそうなったんか定かでは無いんですけど、確かにやり手やったんでしょうねぇ。
| 修学院小習 |
修学院小習さん、こんにちは。
送り火の記事、食い入るように読んでしまいました。いろいろな歴史があったのですね。勉強になりました。もともとは十あったこと、文字にもそれぞれ意味があったんでしょうね。戦時中の白文字。また、消炭を拾いに行って玄関先に吊るすとは知りませんでした。そういう習慣も残っているのですね。
我が家でもお盆の朝、玄関でお迎え火をたき、仏壇に火を移してお線香をあげ、帰る時には仏壇の火を玄関まで持っていって送り火を炊きます。家族で送り火を見つめる時は様々な想いが行き来して切ないひとときです。
おしょらいさんという言葉、いいですね。

小野篁、六道まいりについても大変興味があります。現世と彼岸の橋渡し、いつお会いすることになるのかしら。
子子・・・・は私もやはり十二支と思ってしまいました。
| m-tamago |
>m-tamago様
ようこそ、おこしやす。

そうですかぁ、m-tamagoさんのお家でも迎え火、送り火をやったはるんですね。一説によると、花火大会も送り火の意味合いがあるとか。他にも精霊流しですとか、お盆は季節の変わり目を感じる、ほんまにしみじみとした行事ですねぇ。紗の季節もあとすこし、m-tamagoさんにとって、どうぞ、ええ夏でありますように。
| 修学院小習 |
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