ようこそ、おこしやす、修学院 式と申します。
今の京、昔の京、思いつくままに書き散らかしてます。どうぞ、ごゆるりと。
 
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2008.06.30 Monday
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真夜中の八坂さん
昨日は朝茶事の亭主をしてきました。まえにも書きましたけど、茶事ゆうんわ、お食事のついたお茶のフルコースみたいなもんです。夏の朝茶事は日中の暑いのをさけて、早朝の五時ごろから始めます。支度のあいだにお庭に目をやると、薄明かりに露が輝いてて、草木は生気にあふれてて、呆れるほど美しい景色でした。

今回はお茶の湯に、八坂さんのご神水をお分けいただきました。お水は丑三つ時にくみに行くのですけど、真夜中の境内はさすがに人影もなく、しんと静まり返ってました。せやけど、怖い感じは全然のうて、無数の提灯の灯が社を浮かび上がらせるなか、独りきりのような、大勢といるような、祇園の町中の神社らしゅう、気安うて温かな気に満ちみちてました。

境内には芸事の神さんを奉じる神社もあって、小さい祠ですけど、ここには昔から、何千、何万人の舞妓ちゃん、芸妓はんがお参りしてきはったことでしょう。茶事がうまいこといきますようにて、お願いしてきましたけど、ちょっとお賽銭が足らんかったようです..。

昼前にうちに戻ると、さっきまで連客でいたはった、「嘯月」のお嬢ちゃんからバラの花束が届いてました。ありがたいやら、申しわけないやら..つぎはもっときばらんと。
2006.07.24 Monday
| お茶のこと | comments(7) | trackbacks(0) |
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2008.06.30 Monday
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この記事に関するコメント
早朝の5時からですか〜???すごいですね〜!
しかも、お水は丑三つ時に・・・(^^;)

>薄明かりに露が輝いてて、草木は生気にあふれてて呆れるほど美しい景色でした。
そんな景色を見られるなら、早起きしても気持ちよくていいですよね〜!(^^)

今、「祇園社神灯事件簿」という、昔の八坂神社を舞台にした小説を読んでいます。境内には夜中、蝋燭のあかりがともっていたと書かれていました。きっと、八坂神社なら、町の人に愛され親しまれている神社なので、昔から夜でも怖くなかったんじゃないかな〜なんて思っていたのですが、当たりでしたね!
やっぱり、真夜中でも怖くないんですね!
温かな気に満ちている神社・・・いいですね〜!(^^)

| ルナ |
八坂神社のご神水でしたら朝茶にふさわしく清清しいものですね 修学院小習さんの心入れがわかります   
偶然今朝、京都テレビで朝茶を放送していました さっそくお薄を点てまして気分だけ味わいました  
久しく茶事にも行っていません  新宿の柿伝さんの茶事に行ってこようかしら〜とおもいました
| まりー |
>ルナ様
ようこそ、おこしやす。

祇園さんは厳かな自然の神やのうて、庶民の気があふれる俗中の聖てかんじですなぁ。神灯目付役やのうて、警備のおじさんはひとりいたはりましたけど、「こんばんわ」てにこやかにご挨拶したはりました。

> まりー様
ようこそ、おこしやす。

茶事はなかなか時間も費用もかかりますし、忙しい現代にはおうてへんのかもしれまへんけど、たまにはええもんやとおもいます。いつか座を一に出来る日ぃを願ってます。
| 修学院小習 |
たのしそうですね。

でも、怖がりの私には、ウシミツドキは、ほぼ不可能です〜。
朝というより、亭主ともなると、徹夜なのでしょうか。

あとは、ゆったりお昼寝できましたか?

案外、夏場の過ごし方、理にかなっているのかもしれませんね。スペイン人のシエスタみたい?



| みんみん |
>みんみん様
ようこそ、おこしやす。

そうですねぇ、シエスタゆうより、気絶にちかいかもしれまへん。朝茶事の名水点、亭主は体調管理が必要やなぁと実感しました。人数が多かったんで、二回に分けたつぎの日曜の後半戦も頑張ってきます!
| 修学院小習 |
はじめてコメント差し上げます。
東京都在住の小龍包と申します。修学院さんの日記に広がる古都の深い魅力、不思議な求心力に圧倒されました。
観光では味わえない日々の息づかいみたいなものを感じます。お茶をするならやっぱり京都と聞いた事があったけど、
ンン確かにと頷いてしまいました。お茶は興味がないわけではなかったけど「先生が恐そう」「お金かかりそう」「掟が厳しそう」と敬遠してました。でも、いま興味しんしん。
また、いろいろなお話教えてくださいね。楽しみに楽しみに
拝読します。
| 小龍包 |
>小龍包様
ようこそ、おこしやす。

お茶は仰るような面もあるのでしょうけど、それも先生次第なんやとおもいます。お茶に本場もなにもあらへんとおもいますけど、京都の四季に応じた歳時は楽しいもんですさかい、機会がありましたら是非どうぞ。
| 修学院小習 |
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