ようこそ、おこしやす、修学院 式と申します。
今の京、昔の京、思いつくままに書き散らかしてます。どうぞ、ごゆるりと。
 
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2008.06.30 Monday
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月の都
今宵は十六夜でしたやろか。よう晴れた空に、まんまるのお月さんがぽっかり浮かんでました。眼鏡がないと、乱視のせいで、お姿がよっつ五つに重なって、これはこれで綺麗です。

いざよい月を見上げてると、ふと「月の都」てことばをおもいだしました。光源氏はんが須磨に流された折、十五夜に京の都を偲んで歌たはったんで、よう知られてることばです。

他にもあるやろかと探してみますと、冷泉家の祖、阿仏尼はんが歌たはりました。


すみわびて

月の都を 出しかど 

うき身はなれぬ 有明の影

(十六夜日記 阿仏尼)


十六夜日記てゆう、京から鎌倉への紀行文のなかに出てくるお歌です。月の都を離れても、つきしたごぅてくる月の影を見て、「いつもよりも、ものがなし」とゆうたはります。

うろ覚えですけど、たしかこの後、阿仏尼はんは二度と都にはもどれんと、鎌倉の地でお亡くなりにならはったとおもいます。

お月さんはなにも京都の特産ではあらしまへんけど、東山からのぼるお月さんは、わたしらには、いかにも京都の風情やとおもえてしまいます。「月の都」ゆうことばは、おこがましくも、しみじみ心にしっくりくることばです。
2006.11.06 Monday
| 京の自然 | comments(4) | - |
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2008.06.30 Monday
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この記事に関するコメント
先日の十三夜のよく晴れて黒い空にぽっかりと月が浮かんでました。
東山から上る月も風情がありますが、まもなく清水寺から西国浄土の夜空に向けて発射されるサーチライトの青い光線も紅葉シーズン到来を告げて心ときめかせるものです。
| Saki |
>Saki様
ようこそ、おこしやす。

えらいご立派な光で、清水はんも斬新なことしはりますねぇ。最近はLEDでお庭を演出したり、観光寺は名物つくりに努力したはりますわ。地味ですけど、当時の桜も去年に移植されて、あと三年もしたら、塔をバックに咲き誇る、新しい名所になるでしょう。
| 修学院小習 |
月の都から離れるのに、月の影がついてくる・・・
なんかもの悲しい歌ですね!
お月様を見ると、、とても癒されもしますが、
ちょっとセンチメンタルにもなりますよね〜!

気持ちが月に反映するのでしょうか・・・

見るものの心によって違って見える月・・・

どちらにしても、お月様は人間を魅了していますよね〜!
| ルナ |
>ルナ様
ようこそ、おこしやす。

ほんまに、ひとそれぞれ、おもいそれぞれ、見上げるおひとの数だけ、お月さんはちがう顔を持ったはるのかもそれまへんなぁ。今宵も綺麗なお月さんでした。
| 修学院小習 |
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