ようこそ、おこしやす、修学院 式と申します。
今の京、昔の京、思いつくままに書き散らかしてます。どうぞ、ごゆるりと。
 
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2008.06.30 Monday
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夢かうつつか
今日は、えらい眠とうて、季節外れの春眠みたいに、お昼寝三昧でしたわ。こんなこと書くと、会社勤めの方に怒られてしまいますねぇ。せやけど、お昼よばれて、ちょっと横になって本を読んでますと、もう夢かうつつか..。歳ですやろかねぇ。


君や来し

我や行きけむ おもほえず 

夢かうつつか 寝てかさめてか

(古今集、詠み人しらず)


時の斎宮はんが業平はんに贈ったお歌やそうですけど、もう、わたしと大違いで、艶っぽいお歌です。「貴方が来はったのか、私が行ったのか、おぼえていません。夢やったような、現実やったような、寝てたのか、起きてたのか..。」

斎宮はんのおぼつかない様がかえって、一夜の狂おしいほどの恋を感じさせます。いまだ余韻のなかでさまよう斎宮はんに、時のながれはあらへんのやろうとおもいます。一夜の恋にこころふるわせる女ごころが、時をこえて、艶っぽくも初々しく、言の葉にのって今に舞っているようです。神宮に仕える斎宮はんを畏れ敬って、選者が詠み人しらずとしたはるのはご愛敬ですねぇ。

そうそう、MBSさんのサイトが更新されてます。今月のお題は「夢の浮橋」にさせてもらいました。いつも、このブログを読んでくれたはる方には、何を今更ゆう内容かもしれまへん..。読み返してみても拙文ですが、Saki様のお写真にずいぶん助けてもうてます。どうぞ、こちらのサイトもみとくれやす。色かたちだけやのうて、京都の空気がよう伝わってくる、ええお写真ばかりです。
2006.10.19 Thursday
| もののあわれ | comments(4) | - |
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2008.06.30 Monday
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この記事に関するコメント
今日、在原業平邸跡(烏丸御池)の前を歩いて帰ってきました。今は小さな石碑だけですが、当時は立派な御屋敷があって、美しい女性も出入りしてたんでしょうねえ。
そう考えると、お題の歌もなまなましい。

善峯寺参道途中にある十輪寺には、在原業平が瀬戸内の海水を焚いた塩釜跡があります。恋に時間と金を費やせた優雅な貴族の生活ぶりが、滑稽にも思えます。

(十輪寺の今の塩釜は、10年くらい前にNHKの番組の取材用に作ったものだそうですわ)
| Saki |
夢うつつ、お昼寝から目覚めた後のけだるさはなんともえいない幸せな瞬間ですね。いい夢見られましたか。
MBSさんのサイト、拝見しました。今回も引き込まれるような文章で、写真とぴったり合って、楽しませて頂きました。京都堪能。

見しことも
見ぬ行く末も かりそめの
枕に浮ぶ まぼろしの中
ならば尚のこと楽しい幸せなことを考え、過ごしていきたいものです。

京都の「魔」が私の心をとらえて離さないのかもしれません。やさしく、厳しく、切なく、懐かしい気配。
ああ、修学院小習さんのお話読んでたらまた京都に行きたくなってきました!!


| m-tamago |
>Saki様
ようこそ、おこしやす。

吉忠さんのビルでしたっけ?もうちょっとご大層にする価値のある歌人やとおもいますけどねぇ..。
十輪寺の業平紅葉は一度見てみんとておもてます。
| 修学院小習 |
>m-tamago様
ようこそ、おこしやす。

>やさしく、厳しく、切なく、懐かしい気配
ようよう、分かったはりますねぇ。簡潔にその気配を伝えるおことば..恐れ入りました。今度来られたときは、うちのおたなのお庭も是非ご覧下さい。
| 修学院小習 |
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