ようこそ、おこしやす、修学院 式と申します。
今の京、昔の京、思いつくままに書き散らかしてます。どうぞ、ごゆるりと。
 
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2008.06.30 Monday
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お庭
お恥ずかしことなんですけど、むかし学校でえらい先生方に「お庭」を教えて頂いてました。これがもう、おちこぼれもええとこで、最後は教授のお情けで卒業させてもろたんです。そんなんで「お庭」についてはえらそうなことは、これっぽっちも云えへんのですけど、諸先輩、ご同輩方々が見たはらへん事を祈って、ちょっとだけ..。

小さい頃、お店の離れに住まわされてましたんやけど、母屋と離れの行き来の廊下に面して「お庭」がありました。苔のむした、飛び石のある茶庭で遠目には灯籠の明かりが綺麗でした。そやけど、夜に自分の部屋にもどるとき、なんとも云えず怖かったんを覚えてます。枝折り戸には蜘蛛の巣が張ったあったし、大瓶の下は湿った、蛇でも出てきそうな(実際、よう出てきたんですが)雰囲気で、まあ嫌いでしたな。

それが、ある時「京の名園」みたいな御本に取り上げてもろうたんですわ。驚きました、こんなんがええもんなんか?って。なんの因果かたまたま前述のお教室に入れて頂いた折も日本庭園には何の興味も持てまへんかったです。今から思うと、「桂離宮」や「修学院離宮」の実習くらいはサボらずに行っておけば良かったなぁておもいます。もったいないことしたわあ。

最近ようやく、嫌いアレルギーが治って、改めて考えますと、この「お庭」に宿る感性みたいなもんが、自分にとっての京都そのものなんやなぁっておもいます。まだよう云わんのですけど、ながい時間が経ったことで宿る、はんなりと湿った「魔」がいてはる気がします。いまは「それ」に静かに守ってもろてる気がします。
2006.05.02 Tuesday
| お庭のこと | comments(2) | trackbacks(0) |
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2008.06.30 Monday
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この記事に関するコメント
せっかくご紹介していただいてたのに、気付かず、
ここにたどり着くのにちょっと時間がたってしまいました。
ごめんなさい。

お庭のお勉強、大変興味があります。
ひところ、イギリス式のガーデニングがはやりましたよね。
人々は、たとえそれがマンションのベランダであっても、一角の庭に癒しと創造を求め、ファッションになりました。

日本のお庭が似合うおうちは、もう残り少ないのかもしれません。
でも、日本のお庭が持つ、みずみずしさ、静寂、力強さ、好きです。イギリスの、自然と対話し、花の咲くことに頼ったガーデニング、フランスの、自然を制することを目的とした庭造り、それぞれの手法がありますが、自然の力を借りて、自己を超越したものに高めた日本のお庭の力は、すごいとおもいます。

でも、朝露を重たげにのせた緑葉一枚の姿に、純粋に感動する、そんな楽しみ方が、好きです。

これから、京ボロ屋のお庭のお手入れも、大変です、きっと。
広いだけ広いんで。
良いお考えがあったら、ぜひ御伝授下さい。

とはいえ、今のところ、たぶん昔は水が流れていた、とおもわれる、枯山水(よくいえば。)と、たぶん昔は水が沸いていた、とおもわれる、井戸(堆積したものを掘り起こせば)。と、元気に伸びきった木々。という、状態です。
| みんみん |
>みんみん様
ようこそ、おこしやす。
お庭のことをようようご存じで感服してます。京都のお家のお庭づくり、楽しみですなぁ。もし、現況が荒れているようでしたら、まずはお庭を慰めてあげて、だんだんと元の気をとりもどしていかはったらええのとちゃいますやろか。
わたしは落ちこぼれでお役には立てまへんけど..。
| 修学院小習 |
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